素朴なカレーはお好きですか?
私は失礼な人間でおしゃれなお店を探すより、東京いち古いおにぎり屋や、何かと時代や歴史を感じさせてくれるお店が好きで、見つけてはトライしいます。
その中で見つけたひとつ、
行列のできるレトロカレー屋さんを勝手に私の主観でご紹介してみたいと思う。
今回私が勝手にお気に入りの一つのお店としてご紹介させていただくのは
東京、上野駅から徒歩1、2分で行けるカレー専門店「エース」というお店だ。
↓食べログからお店の情報をチェックはこちら↓
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13008521/
お店の見た目
場所は上野駅のアトレにあるスタバのある方の出口。
そのまま信号を渡るとガート下にユニクロがある。その真横というか真後ろというか、ユニクロに隣接している。
パッと見、「入りたい」とは思わないかもしれない。
外観は古い喫茶店のようで、おしゃれをテーマに生活している若者には、まず視界にすら入らないだろう。
店内の様子は決して綺麗ではない。年季を感じさせる店内。
カウンター席のみでテーブルはない。
20人ほど座ることができ、支払い方法はなんと食券式。
カウンターには配膳、接客スタッフが2名、キッチンには3名ほど見えた。
牛丼チェーン店では人件費の関係、一人や二人で回しているが、こちらのお店はそれぞれがしっかり自分のポジションの仕事をベストに行なっているように見えた。
メニューと価格
ぺんぺん草丸的にはコスパが高くとても優良だと思われる。
ノーマルから定番のカツやササミフライなど様々揃えられており、大盛りはプラス100円。
しかも450円ほどから美味しいカレーが楽しめる。
カツカレーはワンコイン500円で楽しめる。
カレーのお味は?
洋食屋が作る日本のカレーという印象を受けたが、おしゃれなカレー、奇跡のカレーを求めている方にはオススメできない。
味わえるのは熟練された昔ながらの素朴なカレーです。
ぺんぺん草丸的にはこういった素朴なカレーが世界で一番好きだ。
インドやネパールなどいくつかの国で長く生活していると美味しいカレーを毎日でも食べることができるが、なぜか、体が日本の素朴なカレーを欲してしまう時があった。
その時はちょっとくらいなら高いお金を払ってでも日本のカレーを求めていた時があったくらいだ。
離れてみてその良さがわかる。みたいな感じだ。
低価格なのに優良と感じた理由
ご飯もり専門ポジションがいる。
カレー皿にご飯を盛る時の美しさ。
使い込まれた長さ30センチほどの大きな木製しゃもじでご飯をカレー皿に適量のせ、適量に削り落とし、形を手首のスナップを効かせたような動きで、高速に整える。
ご飯をしゃもじで「すくう→整える→出す」の工程をシャッ、パ・パ・パみたいな効果音が聞こえて来そうに約3秒で行う熟練されたご飯もりを見ることができる。
ご飯もりに人生かけてます!みたいな印象だ。
他のスタッフの方の動きも色々と熟練された動きが目につく。
この洋食屋のような連携プレーから繰り出されるカレー屋のカレーを450円〜1000円ほどで楽しめるのだか素晴らしい!
もしお店がおしゃれなカレー屋とかなら1000円以上支払うことになってもおかしくないのではないか?
お店の古い見た目のせいか若い人は少ないが、店内は結構席が埋まっている。時間帯によっては列ができている。
最近では外国の観光客も結構いたりする。
まとめ
おしゃれをテーマにお店選びされる方にはオススメしていません。
人によって美味しいカレーの基準は違うでしょうが、素朴なカレーが好きな方にはオススメです。
店内に入るとスタッフの多さに驚き、カレーを提供するための連携プレーは熟練されており、それだけでも一見の価値あり。
見た目は古い喫茶店で、カレーを提供するだけで5人ほどのスタッフが店内にいるのに、400円〜1000円でプラス100円で大盛りもできる。
古いものや懐かしいもの、懐かしい味に興味ある方は一度お試しください。